PLAN BLUE 海との日々

程よく街で田舎、程よい海辺 湘南での暮らし

湘南の海も青い!そのタイミングとは?

湘南の海というと『黒くて透明度が無い』というイメージがあるのでは無いでしょうか。僕も数年前まではそう思っていました。
しかし、湘南でも時期・時間・天気によってはかなり青く透明度が高い海を見て接することができます。今回はその条件を説明します。

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1.まずは湘南の海の青さを

 まずは、『そうはいっても青く無いでしょ?』と思われる方のために青い時の湘南の海の写真を紹介したいと思います。こちらiPhone11で撮影、色の加工・調整はなしです。

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どうでしょうか。沖縄の様な海ほどは青くは無いのは事実ですが、一般的にも思われているような黒くて青くない湘南の海というイメージとは違うのでは無いかと思います。

2.そもそも海の青さと透明度とは


では、海が青くなる条件というのは何なのでしょうか。それをもとに、では何時湘南の海ではその条件になるのかを説明できればと思います。 

プランクトンが少ないこと

 海の透明度というのは植物性・動物性プランクトンが多いか少ないかが大きく影響します。このプランクトン、夏になると多くなる傾向があります。ですので、夏より冬の方がプランクトンが少なく、結果海の透明度が増すことになります。

また日本近海を流れる黒潮、こちらも関係します。黒潮は比較的プランクトンが少ない海流です。時期と条件によっては相模湾近くまで来ます。この黒潮がより近くに来ている時、海が透明度を増す結果となります。

もう一つ、河口近くの海は山からの養分が川から流れてきてプランクトンが増えます。ですので、出来る限り川の近くでない海がプランクトンが少なくなります。

 太陽光がより多く直角に海面に入っていること

そもそも海の青さというのは太陽光が入りその波長によって青く我々の目に見えます(詳しく話すと長くなるので省略します)。より太陽光が多く入る時ほど海は青く見えます。つまり正午あたり、季節によりますが10時から14時くらいまでが太陽光が一番多く入り青く見えることになるのです。 

風と波が穏やかであること

海岸の砂やプランクトンが海中をよりかき回さないほうが、もちろん海は透明度高く見えます。ですので風が穏やかでできれば海から陸への風ではなく、陸から海への風が吹いている方が結果として海は綺麗に見えます。

海の砂が出来る限り白いこと

これは、関東地域が火山帯であること、粘土質の土であるためなかなか難しいのですが比較的白い砂浜である場所はあります。

以上いろいろ説明しましたが、タイミングは『できれば夏以外』『午前10時から午後2時くらいまで』『風が穏やか』、場所は『河口から遠く』『砂浜が白い』場所を探すと湘南でもより青く透明な海を見ることができます。

3.湘南の海で、『どこ』がポイントか

 タイミングは先ほど説明しましたよいうに、『できれば夏以外』『午前10時から午後2時くらいまで』『風が穏やか』となります。ではどのエリアがポイントとなるのでしょうか。色々湘南の海に移住前から行っていますが、江ノ島より東側(鎌倉・葉山)あたりが比較的砂浜が白めで、河口から遠く、黒潮が来やすい海のようです。(江ノ島以西のみなさん、すみません・・・)

 

小動~鎌倉高校前~七里ガ浜エリア

このエリアは本当にオススメです。河口からも遠く波も穏やかになりやすい地形のため、とても海が綺麗に見えます。とくに小動から鎌倉高校前までのエリアはここだけビックリするくらい砂浜も白めで綺麗なポイントとなっています。

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葉山~城ヶ崎~佐島エリア

ここを湘南に含めるかは人によっては議論となりますが、葉山から三浦半島へ南に行くエリアも波が穏やかなエリアとなります。特に一色海岸はCNNの世界のビーチ100選に選ばれたので有名ですね。

 

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以上、湘南の海でも青く透明度高くみえるスポット・条件を自分なりにまとめてみました。みなさんも海に行かれる際は、参考にしてみてください。